持続可能な鶴岡ブログ

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絶対に許せない。


 昨日の晩から釘付けになってテレビの報道を見ていた。今朝のニュースでは死亡に。
こんな事がおきるなんて。本当にショックだった。きっと、多くのみなさんがショックを受けているに違いない。

 長崎市長が市長選挙中に銃弾に倒れた。自民党系の市長だったが、オランダハーグの国際司法裁判所での証言で「核兵器の使用は国際法に違反していることは明らか」と陳述したり、02年の「原爆の日」の「平和宣言」で、同時多発テロ後の米国の核政策を「国際社会の核兵器廃絶への努力に逆行している。こうした一連の独断的な行動を断じて許すことはできない」と述べたりと、平和の問題について、「はっきりとものを言う」政治家だった。こうした方に対して、暴力で言論を封ずる今回の事件のようなやり方を、僕は絶対に許せない。

 今朝、八文字屋の前で立つ。ご冥福を祈ると共に、「僕らはこんな事があったからこそ、はっきりと、ダメなものはダメ、と声を大きくしていかねばならないのだ」
 と訴えた。
 こんな事がおきる世の中だからこそ、平和を訴えなければならない。そして理不尽な公共事業や社会の悪を、しっかりと見極め、正さなくてはならない。

 政治家 伊藤一長氏のご冥福をお祈りいたします。
安らかに、そして、天国から、平和を乱す、地球環境を破壊する勢力と戦い続ける我々を、見守っていてください。    合掌。

米国では大学での銃の乱射で32名の学生が亡くなった。ボーリングフォーコロンバインという映画でマイケルムーアが指摘した、異常とも思える銃社会のアメリカ。映画でマイケルムーアも突っ込んでいたけれども、全米ライフル協会のような銃や武器を売りたい人たちがロビー集団を組んで政治に圧力をかけているために、銃を規制する法案が成立しにくいのだとか。ニュースを見ていて、「子供にも護身用の簡単につかえる銃を紹介しています」などという米国の見本市の会場での業者のコメントをみてゾっとした。
まさかの話だが、「自分の身は自分で守れ」などというアメリカの常識がそれこそ日本に押しつけられないように見据えていかねばならない。