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やるど!



最上小国川の問題。10月28日(土)に、シンポジウムを開催するはこびとなりました。
民主党代表代行 菅直人氏もやってきます。菅さんは、長良川河口堰、諫早湾干潟の干拓事業の問題などで現地の市民運動の立場で政府の追求をおこなっていただいた方であり、今回、私たちの呼びかけに応え、忙しい中現地視察とシンポジウムのコメンテーターを引き受けていただけることになりました。
  今年7月24日、緊急シンポジウムで、「穴開きダムは自然環境に重大な負の影響が及ぶおそれがある上、計画規模を超える洪水に襲われると壊滅的な被害が発生する可能性がある。また、ダムは温泉街の活性化にはつながらない。温泉街の活性化をふまえた真の治水策を検討すべき」と指摘した京都大学名誉教授 今本博建先生も、今回もう一度いらっしゃいます。
 また、2004年の新潟水害の調査、検証をおこない、ダムによらない治水策や、「技術の自治」を提唱されている新潟大学教授 大熊孝先生。山形県出身で公共事業の問題をいち早く追求し、真鶴市の「美の条例」などをつくった方でもある五十嵐敬喜先生。となかなかの顔ぶれです。  この間。開催場所などをめぐって諸々どたばたしているうちに、またも「緊急」シンポジウム的になってしまったけれど、致し方ありません。
  全国に誇る清流。最上小国川。月山ダムで、鶴岡のかけがえのない地下水資源の水道水を失った教訓を、これもまたかけがえのない流域環境や自然生態をもっているこの一本の清流を守る事に力を傾けたい。 

   市政の問題としては、昨日水道ビジョンを検討する水道経営審議会がおこなわれたが、格好いいスローガンを決めて、結局何がどう変わるのだろうか。住民の受益者負担でやっている水道は、まずは住民の声をしっかりと受け止めるべきだ。

いずれにしてもみなさんの県税、国税をつかう巨大な公共事業。1000兆円もの借金をふくらませている日本でこれから、どうしていけばいいのか。などについても先生方にご議論頂きたいと思っている。
  
 さて、28日のシンポジウム。お手伝い大募集! 広報 から資料作りなどなど、山形の「脱ダム」や公共事業の矛盾などに興味のおありになる方はぜひ、1時間でもお手伝いいただけませんか。ちらし配布や告知など、ぜひご協力ください。また、当日参加者もちろん大募集です。

よろしくお願いします。