県庁の星 住民投票
とある喫茶店のマスターからの紹介もあり、「県庁の星」をみてきました。
これは、行政諸氏にぜひみて頂きたい映画です。 行革の難しい本を読むより、数倍わかるかもしれません。
以前、僕は総務常任委員会の席上で「スーパーの女」という映画をみるべし。と言ったことがあります。
実はその映画は、行政改革の筆頭格である上山信一先生の本に紹介されていたのです。
「県庁の星」は県庁エリートとスーパーのパートが主人公。
「スナオにあやまること」「スナオに学ぶこと」「何かをやるには仲間が大切なこと」
「顧客主義」「成果主義」の意識改革。現場の改善運動。
なかなか痛快で、うなづけるところもたくさんあったと思いますし。行政の体質と政治の実情もちゃんと描いていたかもしれません。
僕は相当元気をもらいました。 「すぐには変わらない。けれど、あきらめない」
さて。岩国市の住民投票は、「艦載機移転 反対=43433票、賛成=5369票」で、
投票有資格者の過半数が「反対」意思を表示しました。
しかし、
額賀防衛庁長官コメント=「是非実現するべき計画であり、この計画の必要性につい
て地元の理解と協力が得られるよう、最大限の努力をする」
麻生外務大臣コメント=「日本全体の安全を総合的に判断する」
つまりは、住民投票の結果も、地元・岩国市の白紙撤回要求も一顧だにしない、と言
いきっています。
「地元の理解と協力が得られるよう、最大限の努力をする」とは?どういう事でしょう?
深夜、沖縄、辺野古の海上デモのドキュメンタリーが放映されていました。この基地の問題もひどい。500日を超える、沖縄のおばあ、おじい、漁師の海上デモ。
海上基地を変更したと思ったら、大本の当初の案でいきなり提案された。バカな話しだと思います。
この国の政治はやっぱりおかしいんではないでしょうか。