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議運 衛生処理組合施設 視察


今日は9時半から会派代表者会議(傍聴)。
収入役を決定する案件について
本日、国でおこなわれる予算内示で、合併補助金がでるかどうかで意見書を提出するかどうか。という案件。など。

午後からは衛生処理組合管轄のリサイクルプラザ「くるりん」岡山の処分場 ゴミ焼却施設とし尿処理施設の視察

プラスチックゴミのピンク色ゴミ袋、また黄色のペットベトルに入れるものなのですが、プラスチック容器包装類は千葉の新日本製鉄に運搬されリサイクルされているとのこと。ペットボトルは、秋田の湯沢クリーンセンターに運ばれ、リサイクルされているとのこと。

悩み事は汚れていたり、中身がはいっていたりしてリサイクルできないものが混入していること。プラスチックケースにはいっているからといって、中身が残っているマヨネーズだとか、ケチャップなども、こっちへくると、手で分別され、結局燃えるゴミに送られるのだということです。賞味期限切れの魚などがはいったプラケースがあったり、中身がそのままはいったキムチのビンだとか、化粧品のケースとか、結構あるそうです。
 これらは、焼却ゴミにまわされ、焼却処分になるとのこと。ピンク色袋に入れるものは、「リサイクルされるもの」として、極力きれいなプラスチックしかダメだということを徹底しないといけないなと再認識させられました。

手選別作業の方々は、2時間仕事、15分休憩という仕事の繰り返しだとうかがいました。大変な作業です。ご苦労さまです。「うわー、こりゃなんだー」と作業員の方々を絶句させないようにしたいものです。
「くるりん」は、できたばっかりということもあって、きれいな会議室もあるし、活用すれば結構いろいろ有効活用できる施設だと思います。ペレットストーブも置いてありました。

その後、岡山の処分場。今はゴミの焼却灰、ガラスなどの不燃残さのみと聞きました。今年春までは廃プラスチックも入っていたが、今は入っていないとのことです。
この施設。できた当初に、NGOとしてフィルムがどうとか地下水への影響はどうとかヒアリングした事があります。
今の予定だと平成30年3月まではもつとのこと。
年間この周辺ででるゴミの量は約50300t、そのうち17%の8500tがこの埋め立て地にくるとのこと。
 まずはゴミを減らすことですね。小さなひとつひとつの積み上げで、ゼロウエイストをめざしたいものです。

その後、ごみ焼却施設、し尿処理施設視察。ごみ焼却施設からでている煙は、水蒸気のみとのこと。ダイオキシンの発生はバグフィルターの効果もあって1ナノグラムよりも低く、0.001以下に抑えられているとのこと。焼却炉に火をいれ、温度不安定のときに発生するのでは?と聞くと、300度ぐらいまでにはいっさいゴミを投入しない。ガスの温度をあげ、それ以上になってから投入する。大体800度から950度で高温処理するからダイオキシン発生は抑えられる。排ガスも灰も処理をして放出しているとのこと。じゃ周辺にいくと風向きによって漂ってくるにおいはどこのだろう。酒田では溶融炉だそうだが、溶融炉の問題も指摘されている。ヨーロッパやアメリカでは、もうすでに燃やすことを極力抑えている。もっと詳しく調べる必要がある。ごみ問題。

さて、明日は、予算特別委員会。討論を予定。討論作成中であります。

雪、ちょっとおちついてきましたね。うちのクジラ号2は後ろのガラスの修理中。実家の門にあててパリンといってしまいました。とほほ。