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デンマークの政策 


昨日は、仙台にて、みどり東北の集い。
福島、宮城、岩手の市議や元参議委員候補者らが集まり、活動報告の交換。
ボクも中越元気村の報告や選挙戦、また合併後の行政顧問の問題などについて述べました。
 福島、郡山市議の駒崎さんのデンマークの視察報告は非常に興味深かった。
デンマークに学ぶ子育て文化 ということだった。

デンマークの暮らし。
一人あたりのGDPは39.599ドル。日本の33.727ドルをはるかに超えている。
労働時間は短く、9時から3時か4時まで働き、あとは個人の余暇を楽しむ時間だそうである。仕事を失った場合も、失業手当の支給で生活できる財源がある。国の基本政策が「国民、市民が貧困にならないための責任を持つこと」「国民や市民がなにか困ったことができた場合、あてにするのは誰かや家族でなく、国であり、自治体である。」ということだから、学校教育は基本的に無料。医療費用も基本的に無料。理学療法にも援助金がでるというし、訪問介護、ホームヘルパーなど、手厚い福祉サービスが提供されている。その分、税金は高い。
子供達への保育については、「森の学校」の紹介があったが、これがなかなかいい。基本的に教室を森の中とし、みんな1時間ぐらい歩いて森の中へいき、そこで自由に遊んだり勉強したりするのだと聞いた。先生方も何かを押しつけて学ばせようということはやらず、個人の興味や能力を大事にする、本当にゆとりを感じさせる教育なのだそうだ。
とにかく、第一に国民と行政間の信頼があるということ。民主主義が貫かれていること。などなど、以前、スエーデンの社会システムを研究なさっている神野先生の言葉を記載したことがあるが、このデンマークなど、北欧の国に学ぶべきことは多いと思う。
できれば、行ってみたいものだ。
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今日は、親父の退院の手伝いをしつつ、役所と事務所を何度か行き来をしつつ、議会質問の準備などをしていました。明日、質問内容の通告締め切り4時。