持続可能な鶴岡ブログ

持続可能な鶴岡ブログ
トップページ > 持続可能な鶴岡ブログ > 仙台にてみどり東北会合

仙台にてみどり東北会合


昨日 仙台でみどり東北の会合がおこなわれました。
みどりのテーブルの運営委員に 山崎るみ子さん、草島進一を選出
あとは、VTRで、みどりの京都会議のラッシュ版20分、タスマニア伐採問題9分の映像とともに報告会。その後、非暴力平和隊の説明報告。中越元気村の報告などをおこない、次のアクションを考えるといった会でした。
 山崎さんは、今、溶融炉問題に徹底的に取り組み署名活動などをおこなっています。僕はあいかわらずダム問題。そして以前、ウイルダネスソサイエティのアレックスマーさんが来日したときに会合をもちましたが、今回ボブブラウンがもってきたかなり衝撃的なDVDをみて、なんとかタスマニアの原生林伐採問題をもりあげていけないかと策を練っています。あとは中越の支援策ですが、これも、これから中山間地支援のモデルづくり、また、超高齢化社会の縮図とよくいわれる仮設住宅ケアのモデルづくりにどしどしとりくんでいきたいと思っています。
 タスマニアの森林伐採問題ですが、今、サッカーフィールド44個分の原生林が一日に失われ、ナパーム弾のようなものをヘリコプターから投じやきはらい、紙をつくるのに都合のいい単一のユーカリの植林がおこなわれます。そしてその芽を食べないように1080という毒入りの人参をばらまいて野生動物が虐殺されています。多様性に富んだ原生林の森の、80メートルもの木がウッドチップになって、90%は日本に輸出され、紙になっています。日本製紙、王子製紙、三菱製紙の三社が、その伐採をすすめているガンズ社ととりひきしているようで、実際日本製紙に確認したところ、使っているウッドチップのうち、タスマニアから30%はいっているとのことです。国内の森林伐採問題とからめながら、そして「紙」について考えるアクションを全国で展開できないかと感じています。