持続可能な鶴岡ブログ

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謹賀新年


大晦日、昨年に引き続き、京都大心の未来研究センター教授の鎌田東二先生とともに出羽三山神社の松例祭へ。若い衆と混じり大明綱ひき。国分け神事。その後、午前3時。出羽三山神社の歳旦祭で玉串拝礼し、年が明けました。

2013年。あけましておめでとうございます。

私達はポスト311の新しい社会をつくらねばならない、大きなターニングポイントといえる時を
今、過ごしています。時の政権がどうあれ、地球温暖化、ピークオイル、生物多様性の消失、そして日本では人口減少社会、少子高齢化、景気の低迷。これまでの時代には解らなかった諸課題を乗り越え、いかに持続可能な社会を実現していくか。いかにサスティナブルな社会を実現していくか。が至上命題であると考えます。
 原発事故。大規模な放射能汚染。ハード整備だけでは防ぎきれなかった津波による犠牲。その教訓が生きた社会にしなければ。そしてこの数十年にわたり、日本国土の生物多様性が消滅し続けてきた。その教訓が生きた社会にしなければ。私達の生存さえ、命さえ危惧されるのです。
 そして、経済も、刹那的な、今、一握りの方々だけが、享受される豊かさだけでいいのか、もう一度考えねばなりません。多くの方々が信頼の絆の元で豊かさを享受できる社会、次世代にもツケだけがまわるような事ではない社会を目指す経済を打ち立てていかねばならないと思います。

2013年。お山と向き合うところから、出羽庄内、山形県の真の発展のために、持続可能な未来をつくることを目標に、しっかりと歩み続けることをお誓いし、年頭のごあいさつといたします。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。