レスターブラウンの講演会へ。Think globally act locally
レスターブラウン博士の「world on the edge」地球に残された時間 出版記念講演へ。僕は学生時代にワールドウォッチの日本語版を下北沢あたりで読んでいた頃からレスターブラウンのファンでした。講演では米国で、シエラクラブが脱石炭火力発電所の運動をおこない、のブルームバーグNY市長がその動きに賛同し、5000万ドルの寄付をし、結局その運動が盛り上がり、全米で492ある火力発電所の内、73基閉鎖に追い込んだということを。それと、地球温暖化による危機として食料安全保障と水のことを強調。「安全保障」の概念を組み直すことが必要だということ。市民の政治参画の重要性にも触れていて、これは質疑時間に質問をさせていただいたのですが、日本の政治参画も、「福島原発」に関する市民運動など今までにない市民参画の事を耳にしているが、よりもっと政治参画する日本を見てみたい と語ってくれました。
自然システムを破壊する経済ではなく、自然と歩みを合わせる持続可能な社会を遂げるプランB 「気候の安定化」「人口の安定化」「貧困の根絶」「経済を支える自然のシステムの修復」この4つの目標を掲げるレスター。最新著作、お奨めです。