雁 飛翔。山形のかけがえのない自然を未来へ。 | 前 山形県議会議員 草島進一

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雁 飛翔。山形のかけがえのない自然を未来へ。


毎年恒例の野鳥観察会。午前6時集合。午前7時14分ごろ、雁の群れが飛び立った。ラムサール条約指定湿地 大山下池。高舘山をバックに飛び立つマガン オオヒシクイの群れ 飛び立つシーンは実に迫力がある。この貴重な自然を次世代に。
   この大山下池周辺の都沢湿原は、今でこそ、湿地の生態を活かした自然博物園構想が進んでいますが、以前、鶴岡市では湿地全体を加茂坂トンネルをつくる際の土砂で一旦全部埋め立て、「子どもの国」構想のこどもの遊び場にしようという計画がもちあがっていた事があります。その計画に対して、地元や周辺の高舘の自然を愛する人が集まって、「尾浦の自然を守る会」を立ち上げ、「湿地を守り、活かした公園を」と訴えかけました。私も当時会に関わり 、議会の一般質問や委員会の場で高舘、上池、下池周辺の春の山野草の素晴らしさや湿地生態系の貴重さや、当時年間カモ類が5万羽、オオヒシクイが2千羽飛来する野鳥の状況などを伝え、ラムサール条約の登録についてもその質問の中で取り上げ、提案してきました。
  そうした動きへの理解がここ数年の中で地元にようやく浸透し、先般、韓国の会議で、ラムサール条約登録湿地に採択され、また、今、自然博物園構想が進みつつあります。改めて、今日の観察会を企画されている、これまで自然保護の活動に尽力された、太田さんや宮川さんをはじめ、尾浦の自然を守る会の皆さんの信念ある行動に拍手をお送りしたいと思います。
今日の観察会でもその傍らで、カモ類の飛来数が温暖化の影響からか、3万羽以下に減っているなどの減少傾向にあるということや、またギフチョウの保護についてなど声をいただき、山形の自然保護政策、まだまだやらねばならぬ事があると実感いたしました。

私自身、環境 NGOや市議会の活動を通じて、公共事業や特に川の問題では真の治水策を主張しておられる新潟大名誉教授 大熊孝 先生、京都大学名誉教授 今本博健 先生、法政大教授 五十嵐敬喜先生 、故 宇井純先生等、市民サイドにたって問題提起される先生方と交流させていただいておりました。

   更に一昨年の6月からは、これもご縁をいただき、東北大GCOE 生態適応グローバルCOEのコンソーシアムのメンバーの一員として、水道問題やダムなど公共事業の問題についての講義をさせていただいたり、又、中静透先生、千葉大 倉坂 秀史先生、 北大 中村太士先生 、アサザ基金 飯島さんやレスポンスアビリティー 足立さん等、生態学、自然再生、環境アセス、サステナビリティ (持続可能性)といったの分野の錚錚たる先生方の講義を受け、学ばせていただく機会に恵まれました。
先生方に学んだ事やネットワークを山形の環境、自然保護政策にしっかりと反映させていきたいと思っています。

かけがえのない 山形の自然を今以上 壊さず、守り、活かし、こども達に手渡す。

これは私の行動指針の柱の大きな一つです。