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自衛隊洋上給油活動を考えるー世界11月。


国会の論戦の今回の主眼点はやはり自衛隊の洋上給油活動だろう。

「世界」11月号に小沢一郎民主党代表の10月号で掲載された国連本部政治局政務官 川端清隆氏への反論がある。
 その関連で、僕が興味深く読んでしまったのが、「給油をやめると日米同盟は危うい」は本当か?という題の田岡俊次さんの文章だ。
 自民党や政府から、「日本の補給艦が引き上げたら、日本は国際社会から孤立。日米同盟も危うくなる」とか、「政権政党として無責任」となると良く言われているが、それに真っ向から反論している。「アメリカなど、大統領制の民主国では政府が外国と合意したことが議会で認められないことはよくある。参議院の与野党逆転で日本議会も今回珍しく「アメリカ並み」となったにすぎない。米国上、下院は、4月にイラクからの撤退期限を定めたイラク戦費法案を可決し、大統領が拒否権を使ってしのぐありさまで、米政府、議会は、日本の議会の決定に文句を言える立場にない。、、、。
 その他、もろもろ。実にうなづける事が多いし、どうも、この案件、「大義」のようなものを掲げて、国民を騙しているような臭いがしてくる。
 なお、イラク戦争に加担していた疑惑が強くなっている給油なんて、なおさらやめさせなければならない。
 なお、「今、転換を!」を掲げた世界11月号には、神野先生の秀逸な「経済を民主主義の制御のもとへ」や内橋さんの「城山三郎」論も掲載され、実に充実。読むべし。である。
ーーちょっと最近、月刊誌評が多いですが、、、、お許しを。